

援農ボランティアとは高齢化やで人手不足に悩む農家のお手伝いをすることです。お手伝いの内容は種・苗植えや雑草刈り、収穫期を終えた作物の片付けなど、農家や時期によって様々です。
私が援農ボランティアを知り、始めるきっかけになったのは地元の広報誌です。
「自分の好きなことで人(地域)の役に立てる」
こんな素晴らしいことはないと、すぐに応募し、月1、2回のペースで参加しながら2年目が経ちました。
この記事では、私が2年間やってみてわかった援農ボランティアのリアルな体験談やメリットについて紹介します。これから援農ボランティアをはじめてみたいという方の参考にしてなれば幸いです。
どうやって申し込めば良いの

自治体や「activo」などの求人サイトで募集している場合もあれば、農家が直売所やSNSで直接募集しているケースもあります。
大々的には募集はしてないけど個別に受入をしてくれる農家もあるので、援農したい農家がある場合は直接相談してみるのも良いと思います。
私は自治体経由で応募しました。応募から援農ボランティア開始までの流れは下記です。
研修期間内(約半年間)に自分の好きな農家に出向き、お手伝いをする。
※期間内に3回以上の参加が必要
↓
自治体に援農を希望する農家を申請する。
↓
自治体が援農者と農家のマッチングを行う
↓
マッチングした農家と直接やりとりし、スケジュール調整
↓
援農ボランティア開始
※自治体によって流れが異なります。
農家によって作っているもの(野菜、果樹、花)や栽培方法(有機、慣行)等が異なるので、自分の興味に合わせて選択することができます。
研修参加者からは「あそこの農家は毎回作業がハードで腰痛持ちの私にはキツいんだよね」なんで声も聞こえてきました。
農家との相性もありますので、1度は訪れてみることをお勧めします。
保険に入る必要はあるの
研修中に事故などでケガをした場合に適用される保険があります。
自治体または農家で加入しているケースがほとんどですが、事前に確認しておいた方が良いです。
援農ボランティア6つのメリット

私が感じたメリットは以下の6つになります。
1.無料で農に関する知識習得や農業体験ができる
市民農園や民間の貸し農園は有料ですが、ここでは無料で農作業ができるほか、農業のプロから直接スキルを学ぶことができます。なので、指導員がいない市民農園と併用するのもありだと思います。
また、将来就農を考えている方の入口として参加してみるのも良いと思います。
2.運動不足解消
農作業は汗をかきます。筋肉痛にもなります。まさにフィットネスです。
普段、運動する習慣がない人にとっては運動不足解消につながります。
でも慣れないうちは余計に力が入りすぎて疲れてしまうこともあります。
作業帰りにスパに立寄るのもいいですし、しっかり休養を取りましょう。
3.ストレス解消、幸福度向上
とある研究結果によると、農作業にはストレス軽減や幸福度向上効果があるそうです。
実際、農作業前に比べて作業後はとても清々しい気分になります。
仕事で嫌なことがあっても、無心に土を耕したり、草むしりをするだけでリフレッシュできます。
(※個人差はあります。)
「心を整える」という意味でも私は参加しています。
4.コミュニティができる
農家の方はもちろん、援農ボランティア参加者同士の繋がりができます。
参加する理由は人それぞれですが、きっと共通する部分も多く、すぐに仲良しになれる可能性は高いです!
5.マイペースにできる
これは農家にもよりますが、私は希望する条件の1つに「マイペースで参加できる」ことを挙げており、今の農家さんとマッチングしました。
いつでもウェルカムな農家さんなので、前日の夜に「明日行ってもいいですか」なんて連絡することもよくあります笑
中には収穫の時期だけお手伝いにくるボランティアさんもいるそうです‼️
6.➕α
もしかしたらその日の採れたて新鮮野菜をいただくことができるかもしれません。
その場合はぜひ野菜料理に挑戦して美味しくいただきましょう!
参考までに私のおすすめ料理本はこちらから↓
野菜好きが選ぶ野菜レシピ本3選 | みっかーブログ (yassanblog-sunshine-menthol.com)
まとめ
援農ボランティアの楽しみ方は人それぞれです。
私は細く、長くという感じてゆる〜くやっていますが、援農ボランティアを初めて人生がより豊かになりました。
皆さんも自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。

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